
2024年から新NISAが始まるけど、今までの「つみたてNISA」はどうなるんだろう?今まで積立てた分はどうするべき?
こんなお悩みを解決します。
- 現在利用中の「つみたてNISA」は2024年以降どうなるのか
- 「つみたてNISA」で投資した分はどうなるのか
- 2024年以降の新NISAが始まる前に準備したいこと
本記事を書いているわたしは、投資歴5年。投資の知識0から学んだ情報を初心者でもわかりやすく伝えていきます。
投資の知識がなくても比較的手軽に始められる「つみたてNISA」。
「つみたてNISA」を通じて初めて投資に触れた人も多いのではないでしょうか。
投資歴5年のわたしも、初めての投資はつみたてNISAでした。
現在は、つみたてNISAと楽天証券の投資信託で資産0から150万円ほどに増やすことができています。
つみたてNISAは今後どうなる?

現在つみたてNISAを活用している人にとって、2024年から大きく変わるNISA制度に不安を持っている人もいるのではないでしょうか?
そこで、今後の「つみたてNISA」の取り扱いについてまとめてみました。
「つみたてNISA」で投資できるのは2023年12月まで
現在つみたてNISAを活用している人は、2023年12月まで積立することができます。
2024年以降は、つみたてNISAで投資をすることはできませんが、自動的に新NISA口座が同じ金融機関で開設されます。
つみたてNISAと新NISAの口座は別物になるため、今まで投資した分は引き継がれないので注意が必要です。
「つみたてNISA」で投資した分は20年間非課税
2024年以降、つみたてNISAで投資をすることはできませんが、口座がなくなるわけではありません。
今までの制度通り、積立てた年から20年間非課税で保有することができます。
ポイントは、積立てた年から20年間ということ。
例えば、2018年に積立てた分は2037年まで非課税ということになります。

20年間を厳密に言うと、2018年に積立てた分は2037年の12月末までは非課税期間ということです。
- 2018年に積立てた分は2037年12月末まで
- 2019年に積立てた分は2038年12月末まで
- 2020年に積立てた分は2039年12月末まで
- 2021年に積立てた分は2040年12月末まで
- 2022年に積立てた分は2041年12月末まで
- 2023年に積立てた分は2042年12月末まで
非課税期間の20年間が終わったらどうなる?
非課税期間の20年間が終わると、自動的に課税口座へ払い出されます。
その後も、1年ずつ非課税期間が終わるごとに自動的に課税口座へ移されていきます。
もし、非課税期間内に引き出す予定だったのに忘れていた!!となっても焦る必要はありません。
なぜなら、課税口座に払い出された後にかかる税金は、払い出された後に出た利益に対してになります。
例えば、2018年に積立てた40万円が、20年後100万円になって自動的に課税口座に払い出されたとします。そこから更に、120万円になったところで引き出そうとすると、課税口座に移った後の20万円に対して約20%の税金がかかることになります。

課税口座に移した後に出た利益分にのみ課税されるので、慌てて引き出すことはなさそうですね。
2024年「新NISA」が始まる前に考えることは?

2024年から新NISAの口座が自動的に開設されるとは言っても、本当に何も準備しなくて良いのでしょうか?
ここでは、新NISAが始まる前に考えておきたいことについてまとめてみました。
新NISAで利用する金融機関を変更すべきか検討する
金融機関によって購入できる投資信託や最低投資金額、更に特典などが異なります。
現在つみたてNISAを開設している金融機関でそのまま新NISA口座を開設してもいいですが、新NISAが始まるのを機に他の金融機関の条件を確認してみると良いでしょう。

わたしの場合は、投資を楽天証券に一本化したいと考えているので、新NISAは楽天証券に口座変更しようと思っています。
毎月いくら投資するか考える
今までつみたてNISAをしていた人は、つみたて投資枠は年間40万円まででしたが、2024年からスタートする新NISAでは、年間120万円まで非課税で投資ができます。
もし、現在積立金額の上限33,333円を毎月投資している人で、もう少し資金に余裕がある場合は、毎月の投資額をいくらにするか考えておくと良いでしょう。

わたしの場合、つみたてNISA に3万円、楽天証券の投資信託に2万円の合計5万円を毎月積立てています。新NISAがスタートしたら新NISAと投資信託の内訳を変えようと思っています。
まとめ
今回は、2024年以降のつみたてNISAの取り扱いについてまとめました。
- 現行のつみたてNISAで投資できるのは2023年12月まで
- 今まで積立てた分は20年間非課税で保有することができる
- 新NISAに向けて、金融機関と投資額について検討するべき
今までのつみたてNISAもこれから始まる新NISAも制度をしっかり理解して、上手に活用したいですよね。
この記事を読んで、早速新NISAに向けて準備してみてください。
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